グッピー飼育のQ&A

多くの場合、グッピ−の病気については、後天性による現象(症状)の場合が多いので慌てて治療すると水質の変化や薬の効きすぎによって死んでしまいます。

病気になったら(症状が現れたら)すぐに塩を使用する人がいますが...多くの場合不必要です。輸入グッピ−でも安易に塩を使用することによって、管理が大変になり、やがて死亡の場合が多く見られます。
昔、書籍で、シンガポ−ルの水質は、総硬度GHが26とか32だと記載されていましたが、コンクリ−トのタタキ池での飼育ではコンクリ−トから浸み出るカルシュウム分によってGHが高くなるためであり、日本に出荷されるときは総硬度GHが4〜5の場合が多いように思えます。
安易に塩や薬を使用することによって、取り返しがつかない場合が多く見られます。そんなときは下記の記述を参考にしてみて下さい。

飼育環境について
最近、水槽の水流を強くしてから暫くして、雄グッピ−の尾鰭が尾腐れ病とは違う感じでボロボロになってきたのですが、水流って尾鰭に影響を与えるものでしょうか?
品種改良型で尾鰭が大きいタイプのグッピ−に、水流による抵抗を与えると鰭が切れやすいのも事実です。

小さな時から鰭が大きくなる種類を、水流が強い水槽で飼育すると特に尾鰭が開く(大きく)ことがなく形の悪いグッピ−になってしまいます。また、環境の変化に大きな尾鰭が邪魔になる場合などは、尾鰭が切れていき小さくなったことによって雄が元気に泳げることもあります。

ヒドラの発生について
他の水槽に余ったブラインシュリンプを与えるとヒドラなる生物が発生してくるのですが、グッピ−やコリドラスに影響はありますか?
@孵化ブラインシュリンプを水槽の魚に与えることによって、ヒドラ(ツリガネ虫のお化け的な生物/約1.0cm)が発生し、以前は当店でも悩んでいました。
Aヒドラが発生した水槽に孵化ブラインシュリンプを入れると、魚ではなく・・・ヒドラに、エサを与えているような感じになります。
B水槽に発生した、ヒドラが多くなるとコリドラス&グッピ−共に底砂の上で身体を休めることがなくなります。
ヒドラは体表から魚の養分を吸い取るので、肌荒れになったりして状態を崩すことが多く、水槽のリセットを薦めます。

現在、当店では底面濾過水槽、底砂(大磯砂)の上から川砂を敷き、孵化ブラインが底砂内に入らない工夫をしてからというもの、ヒドラが発生しなくなりました。

体表の一部が剥げた
購入したグッピ−の体色が一部剥げたようになっているのですが...?
体色の一部が色落ちする現象(通称=ネオン病)...やがて死亡?

購入したグッピ−の体色が剥げている?

多くの場合、スレからできる症状だと思います。
ネットで掬われたときにできた体表面の傷がひどくなり、肌荒れ状態になっていることが多いのですが個体差は、ありますが治ることは希です。

飼育水槽のメスが肌荒れになったのですが?

飼育水槽に沼エビやオトシンなどのプレコはいますか?居る様なら夜の間に、沼エビに体表を捕まれたか?オトシンに体表を少し舐められたか?だと思います。

尾鰭が針みたいに
生まれた稚魚の尾鰭がとがってしまったのですが...?
尾鰭がとがる=針病...尾鰭をタタム症状。

稚魚の育成水槽に移動したら、尾鰭が針病に...。

多くの場合、水温の変化による現象です。
水温の高い水槽から低い水槽に移した場合などに起こりやすいですから注意してください。

産卵箱の中で稚魚達が針病に...。

産卵箱は飼育容器ではありませんから、短期の期間ならそんな問題も起こらないのですが...一週間も入れていると水槽内とは違い水の循環が悪いですから水質が悪化した為に起こったのだと思います。通常産卵箱に入れておけるのは1〜2日程度です。

産卵箱を設置する場合、水槽に蛍光灯は厳禁!水面水温の上昇により、飼育水の循環が悪く、ライトの放熱によって暖められた水が急激に腐敗します。
産卵箱は名前の通り、産卵箱ですから、飼育箱ではありません!エサを入れると箱の内部の水が・・・あっ!という間に腐敗します。
購入したグッピ−が針病になってしまったのですが?
購入したショップの水温を確認してから買いましたか?自分の水槽内の水温より、1℃でも低いようなら次回からは考えて購入して下さい。
特にスト−ブで店内を暖めているようなショップでの購入には注意が必要です。

尾鰭が少し欠け、血が滲んでいる
グッピ−のオスの尾鰭に、がじられた様な跡があるのですが...?
空腹のメスがオスの尾鰭をかじることが...ある。
エサが不足していると時々見られることです。
一日一回はメスにアカムシを与えてあげることで解決しますが、アカムシに慣れていないグッピ−には少しずつ与えて慣らしてください。

輸入グッピーを取り扱う多くのショップが、上記を避ける為に、販売水槽を雌雄で分けて販売しているのを貴方達は見かけませんか?販売魚には、エサを与えないショップの典型的な特徴なんですよ。

尾鰭が裂けた
グッピ−の尾鰭が裂けたのですが...病気?
突然、スパ−ンと尾鰭が裂ける症状の多くは、環境の変化によるストレスです。

購入したグッピ−の尾鰭が裂けていた。

遺伝的になりやすい種類(個体)と言う人もおりますが、多くの場合何らかの衝撃や輸送中のストレスなどで発生することが多いように思えますが翌日には...『あれっ!裂けていた鰭のグッピ−は何処に』と思えるくらい治っていることが多いのも、事実です。

広い水槽に移動した翌日尾鰭が裂けていた。

特に尾鰭が単色のグッピ−や青い鰭を持つ種類に多く見られる症状です。
過去にあったことですが、水深30&36cm水槽から水深45cm水槽に移動した場合のみに現れることがありましたので、おそらく原因は水深によることも考えられますが...。

病気?
グッピ−の口が白くなって(口腐れ)、翌日死んでしまったのですが?
口腐れ病=ファウスマンガス...人間なら口から壁に激突?

口先から白くなり、やがて頭部前半まで腐れる。⇒
祈るしか?ありません。
基本的にはビックリしたりして水槽のガラス面に強く張りついたが為に、起こった症状です。
グッピ−は水槽の蛍光灯を消したときなど部屋の明かりに向かって突進しやすいですから、水槽の側面にもフィルムを貼ってください。

メスの口先が白く腐ったようになり、死んでしまったのですが?

上記以外で考えられることは、オスに追われすぎ?お子様が居るのであれば水槽面を叩かれたか?だと思います。

購入した輸入グッピ−の口が白くなり、死んでしまった。

購入したショップでは、自分で魚を掬わせてくれる店ですか?人間の心理的な問題ですが、後に購入した個体ほどリスク(擦れている)があります。

水槽移動の後に、口が白くなって死んでしまったのですが?

魚を掬ったときのネットの色は白ではなかったですか?
白いネットで魚を掬おうとすればするほど、よく逃げ回ります。そんなときにガラス面に張り付いた・・・のではないでしょうか?

優良個体について
グッピーの飼育は優良の固体を掛け合わせることにより、優れた(美しい?)外観をもつ魚を作り上げるというのは?
多くは雌の良い悪しで全て決まります。血が濃い雌を使って良い固体が得られるということは皆無に等しい。
繁殖と系統維持の意味が違う為に・・・!だから、優良個体には 種親 とか F-1 という表示がされているのです。

鰭が溶けた
グッピ−の尾鰭が溶けて死んでしまったのですが...。
尾腐れ(鰭腐れ)=尾腐れ病...鰭が軟条だけになり、やがて死亡する。

購入したばかりのグッピ−の尾鰭が溶けて死んでしまった。

特に輸入グッピ−に多く見られる現象ですね。購入したショップの水槽に塩が入っている場合に起こりやすい症状です。
これは、GHテスト試験試薬を持たないお客様に多く見られる症状です。
グッピ−の水質、総硬度GHが高い水質から低い水質に入れた場合などに起こりやすい症状です。

輸入グッピー
輸入グッピ−が死にやすいのは何故?
多くの場合、お客様の購入ミスだと思います。

エサも与えられず・・・死ぬ前に売れればOK!という店から購入した場合だと考えた方がよいでしょう。

@雌雄別々の水槽を泳いでいた。
雌雄が別々の水槽に泳いでいると言うことはエサを貰っていない場合が多いと考えて下さい。
A死亡個体もいたが、元気な個体を購入。
個体差による症状の現れ方だと思いますが...どの様な生物だって個体差は必ずありますよ。
B水槽内に水草が入っていなかった。
病気予防と称して、塩の入った水槽のグッピ−は塩の入った水槽でないと・・・生きられません。短期間で・・・GH変化により★に・・・。

グッピーの繁殖について
グッピーが、お腹が大きく産卵?しそうなのですが2ヶ月以上もお腹にいて稚魚が出てきません。今までもメスが産卵したことは何度かあるのですがこんなに長いのは初めてです。これが普通なのでしょうか?
通常は25日前後が目安です。グラスは22-23日周期、タキシードは25-28日周期で産みます。
産むハズなのに!生まれない原因を考える!

@、45cm水槽以上の水槽が産卵箱を使えるか?の目安なのです。
広い場所から狭い場所に閉じ込められた場合、ストレス過多によって産まない。お腹の子供が大きく育ち過ぎ、産道を通らない!過熟児になった。

A、オスが多く居て、水槽内に落ち着いて産める環境がない!
産む準備の為に隠れていても、オスがすぐに交尾しようとして落ち着けない。お腹の子供が大きく育ち過ぎ、産道を通らない!過熟児になった。

B、水質のGH濃度が高くなりすぎ、浸透圧の影響で産道を閉められ、産めない!
水換え後に産みやすい!というのは、交換水によりGH濃度が下がり、浸透圧の影響が減って産道が広くなり、産みやすい!お腹の子供が大きく育ち過ぎ、産道を通らない!過熟児になった。

C、元々メスの体質が悪く、逆子が多い場合など、第一子が逆子の為に、産むのを辞めている間に腹子が大きくなり、産道を通らないで生まない。
メスの運動不足と拒食が一番の原因!
上記をふまえて考えられることは、過熟児になってしまった為、お腹は大きいが産めない!可哀想なメスだ!ということが考えられます。

♀が死ぬ
稚魚を産んだばかりのメスが死亡するんですが...?
エサの不足によって激ヤセ&直後に死亡することがある。

稚魚を産んで、翌日死んでいたのですが?

命が我が子と引き替えになっても、未来を子供に託すというのは生き物のよくある現象です。人間は別みたいですが...。

稚魚を産んだ直後、メスが激ヤセしたのですが?

エサの不足によって稚魚を産んだときの体力不足から起こる症状だと思います。

稚魚が消えた
生まれた稚魚が居なくなっていくのですが...。
エサの不足によって稚魚がメスに食べられているのでは?

生まれたばかりの稚魚達が消えていく?

水槽内に何匹のメスが居ますか?
メスが多い水槽内では一日一回アカムシをエサとして与えていないとメスの満腹度が追いつかず、稚魚を食べているのだと思います。また、稚魚達の隠れ家・・・通常の水草を無造作に水面育成させたり、根が茂る浮き草などが水槽の一部にあるだけでも結果は変わりますよ。

選別漏れした稚魚の未来について
創造の過程で優良でないと判断された稚魚たちはその後どのような扱いを、されているのでしょうか?
当店では、逆子や曲がりも飼育しています。
どうしても、増えていくので収集がつかなくなるから、捨てろ!と言われても捨てられないのが現状ですかね。
選別、淘汰または処分などどグッピー飼育の本に書かれているのは不要なので殺してしまう、またはもっと大きな魚たちの餌となっているのでしょうか?
過去には、ダトニオのエサにしていた時もありましたが...書籍に書かれている選別、淘汰という表現は『ポイ捨て』です。
通常、1ペアから500匹ほどの稚魚が生まれる為、収集がつかなければ稚魚が親になったときのことも考えなくてはなりません。

奇形
稚魚を育てると奇形の個体ばかりなのですが...?
後天性の奇形=飼育者の知識不足から起こることが多い。
育てた稚魚を見ると奇形(背骨が曲がっている)が多いのですが。
先天性の奇形は、生まれて一週間生きていることは希ですから、多くは与えていたエサ(人工飼料)によって起こる問題です。
背骨を成長させる成分にリンがありますが、天然飼料の場合はリンの成分が多すぎることはありませんから、人工飼料のリン配合具合によって起こることがグッピ−飼育には多いのです。HPでは公開できないエサも多くありますから注意。
メスだけの水槽で奇形が多いのは?
これも人工飼料のリンという成分によって、リンの配合が多かったが為に身体の中で行き場を失った背骨が曲がるという現象ですね。
グッピ−飼育には、けっこう危険な人工飼料(栄養価が高いなどの商品)もあるので注意してください。
生まれた稚魚にV字になった個体がいるのですが?
当店ではシャチホコと呼んでいます。
これは逆子で生まれたときに背鰭が引っかかってV字になるのですが、この様な身体でも一生懸命に生きていきます。

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